破門 ~ふたりのヤクビョーガミ~
ああ、横山くん映画初主演なんだね…。ようやく実感が湧いてきた。 舞台で主演をしたあの時間が宝物だと言っていた横山くん がわたしにとってもずっと大切な宝物で、その時はこれ以上の幸せはないと思う程だっだから。 まだその気持ちでいっぱいで、今でもユタカくんに想いを馳せる時があって。 でもあの日から当たり前のことだけど進んでいて、横山くんはまた新たな扉を開いて…。 そんな世界がとんでもなく嬉しくてかっこよくて大好きなのと同時に、少し怖かったのかもしれない。
2015年10月19日。 これが、破門の主演が横山くんだと知った時にすぐ書いたわたしの正直気持ちでした。
記念すべき横山くんの初主演舞台 ブルームーン が無事幕を下ろしてから、約3ヶ月半後のこと。 その時はまだ、ずっと ブルームーン に浸っていたし、あの幸せな空間から抜けられなかった、抜けたくなかったから。 横山くんが次の役を演じることで、ユタカくんが本当にいなくなってしまいそうで。 余韻に浸っていたわたしは 嬉しさ と 少しの切なさ を抱いていたのです。
だけど、どんどんと進んでいく横山くん。 宣伝が始まるにつれて、蔵之介さんに褒められている姿や、後輩の濵田くんに話題をふったりツッコんだり一緒に笑ったり 先輩として引っ張っていく姿、いつも「頑張りますね」と教えてくれること、作品を盛り上げようとする熱意、色んな番組やイベントで 主演映画を背負ってスッと凛々しく立ち、話す人の方にいつも身体ごとちゃんと向いて頷く横山くんは、かっこよくて 嬉しくて 大好きだなぁ と思うことしかなかった。 舞台の時より宣伝の機会が多いこともあってか、自分から話すこと、昔のこと今のこと未来のこと、蔵之介さんから聞くこと、楽しそうな姿も くるしくて大切なあの日の話を噛み締めながらひとつひとつする表情も、沢山の横山くんを知ることが出来たのも大きなこと。
横山くんが「お客さんに見てもらうまで不安」だと言っていたのを聞いて、横山くんはいつもそうして、ひとつが無事に終わると、怖くてもまた立ち向かっているんだって。 そう思うと、わたしもユタカくんをキラキラ光る宝箱にしまって、一緒に次の冒険に連れて行ってもらおう、新しい世界が来るのを心から楽しもうとだんだんと思えるようになりました。*1
横山くんと蔵之介さんの長期間のプロモーションが続いて、やっと 破門 が公開された。 (この時にはもう 破門 を観るのが待ち遠しくなっていて、「やっと」という気持ちでした。)
ありがたいことに プレミアム試写会 に誘って頂いて 公開日よりも前に見ることができた。
映画を見る前に、横山くんが映るシーンが沢山詰まったなぐりガキBEAT × 破門 の映像が流れて、それが終わると登場するキャストと黒川さんと監督。 この映像を小さい携帯の画面で見て泣きそうになっていたと言う蔵之介さんと、僕も関ジャニ∞の一人だけど 主題歌がいい曲、関ジャニ∞に背中を押してもらっている 応援してもらっているみたいだと言った横山くん。 撮影から長い時間が経過し、やっと皆に見せることが出来る という2人の感動している面持ちと、緊張する姿と気合いと意気込みに、この映画への熱意や 盛り上がるかどうか 盛り上げていきたいという責任感がひしひしと伝わってきた。
「僕がやらせてもらった映画を関ジャニ∞が後押ししてくれている」。 ある雑誌に書いてあった言葉。 これが横山くんの根底にあるから、もっと頑張ろうと思えたり、やってやろうって思えたんじゃないかな。 なぐりガキBEAT は、映画だけでなく、横山くんを支え奮い立たせる大切な心強い曲。 エイタメ での 自信に満ち溢れたトランペット演奏 と 演奏し終わり笑顔で歌い踊る横山くん を見ているだけで それはくるしくなるほど伝わってきて、忘れられない大切な光景になりました。
本編を見終わって一番に思ったのは、映画の中で横山くん演じる二宮さんが 振り回されながらも沢山愛されているという事。
実家に帰ると「家賃ちゃんと払えてんの?」「ごはんは?」といつも心配してくれるお母さん、「啓坊」と 小さい頃から可愛がってくれている嶋田さん、「いとこじゃなかったら啓ちゃんと知り合ってなかったと思うわぁ」と言いながらも 桑原さんに引きずり込まれていく二宮さんを心配してどうにか助けようとする悠紀ちゃん。 そして、嶋田さんに息子を託したお父さん。 いろんな愛に包まれていて、見えないところで守られているみたい。
桑原さんが「一蓮托生や」と言って二宮さんをコンビの相方のように連れ回すのも、二宮さんは嫌がるけれど ひとつの愛情なのかもしれない。 桑原さん自身にとって二宮さんは、仕事のパートナーで、映画の出資を持ち出してきた厄介な相手でもあるけれど(その事を隠していたのに取り上げたのは桑原さんだけど)、嶋田の兄貴が可愛がっている子は、兄弟のようでライバルのようで。 二宮さんの 桑原さんへの達者な言葉に本気でキレることはなくて。 使いっ走りをさせるのに、命の危険にさらされると「はよ逃げぇ!」と二宮さんを真っ先に逃がそうとする。 二宮さんは最初、恐怖心から桑原さんのことを考えず 置いてただ逃げるだけだったし、桑原さんは 二宮がカタギだから面倒なことにならないように、そして自分自身が逃げやすいように車で待機させるために その場から早くいなくさせたかっただけなのかもしれない。 だけど その姿を見た時、桑原さんがそこまで悪い人ではなさそうだということと、二宮さんに対する想いが見えた気がしたのです。 桑原さんをよく知り慕うケンくんが言うように、「兄貴は裏表がないし、行く時は自分が行く」人だから。
伏線にもなっている「お前、わしのこと嫌いになったんか?」という言葉が、冗談のようで本気のようで。 桑原さんの心の中の本当のところはわからないけれど、極道の前に 一人の人間なんだなと思わせた。
ぐーたら貧乏な二宮さん。 だけど、その沢山の愛の中でぐーたらしている。 お母さんに対する態度や時折見せる心の中から 周りに頼っていることを二宮さんは情けないと感じ 心の中でもがいていることがわかるけれど、周りの人が二宮さんのことを支えて守りたいということが見てとれるから わたしはその二宮さんのぐーたらしているところも その葛藤も 安心できて 面白い と思いながら観ることができている気がした。
桑原さんに押し付けられて嫌がる二宮さんだけど、文句は言うものの 断れずにずるずるとしているところがお人好しの二宮さんだなぁって。 少し、少しだけ、二宮さんが ガキ使での 蝶野さんから逃れられない方正さんに見えた時があった。 すごく嫌がるけれど、最終的にはやらされてしまうところ。 とても可哀想で、だけど、逆らえないという気持ちと それを頑張って受け入れようとする 弱そうに見えて実は強い心が見える瞬間。
桑原さんに対しては、「いざとなったら頼るくせに、腹ん中ではアイツをバカにしてる」と言うほど、突き放したいけれど、思ったことを言えないし、破門された後 いなくなったらいなくなったで どうなったのか気になってしまう。 桑原さんのカラオケ中の 二宮さんのスパゲティを食べながらするやる気のない上辺だけの手拍子が、桑原さんへの気持ちを物語っているようにも見えた。 だけど最終的には 葛藤して 逃れられない桑原さんを助けに行く二宮さん。 「コンビちゃいます」と言ったけれど、やっぱりどうもがいても離れられない厄介で気になる人。 嫌いだけど芯の通った人だとは認めざるを得ない人。 2人の 合っているようで合っていない掛け合いが、時おり 可笑しくも可愛らしくも見えた。*2 だけど実際の横山くんと蔵之介さんは、その2人とは裏腹に息があっていて。 「頼りになる弟です」と言った蔵之介さん。 そんな信頼しあった兄弟みたいな2人だから、あの絶妙なバランスがとれたのだと思った。
そして もうひとつ感じたことは、そこに映る二宮さんが、どこかユタカくんに似ているということ。
ある相手を気にして もやもやそわそわしているところ。 口では文句を言いながらも 感謝や大切なことはなかなか口に出せないところ。 最初は自分のことばかり考えていたのに 誰かのために何か行動しようという気持ちになるところ。 人間らしくて お人好しなところ。 心の中の自分を変えたくて、葛藤して、最後には決心を固めるところ。
『pict up』での蔵之助さんとの対談で、ソーセージを食べるシーンは横山くんがぐーたら感を出すためのアドリブだったという話を聞いて、ユタカくんもお煎餅をそんな風に食べていたなと、ふと思い出した。 性格や家庭環境だけでなく、演じるその雰囲気も ユタカくんと二宮さんは少し似ているんじゃないかなぁなんて。 ユタカくんも二宮さんも 同じ横山くんが演じているけれど、全く違う人にちゃんと思えるのに 似ていると感じたのは不思議な気持ちでした。
二宮さんが足の爪を切ってその臭いを恐る恐る嗅ぐシーンが、一瞬ではあるけれど 人間くさくてすごく好きで、それも横山くんが出した案なのかなぁ、なんて。
「(芝居の中で)相手の会話をちゃんと聞いているかどうか」。演出家の鈴木裕美さんが横山くんに言った言葉。 たまにその時の台本を見返すことがあると言った横山くん。 ブルームーンの「生」での経験が根底にあって、そこから そういったアドリブへと繋がった理由のひとつだとしたら、ひとつひとつモノにしていく横山くんがかっこよくてたまらないし、ブルームーン は横山くんにとっても、どれほど前に進んでも 時には戻ることができる、いつまでも心の中にある宝物の思い出なんだとわかって嬉しかったんだ。 勝手だけど、このわたしの気持ちも 決して間違いではないって 言ってもらえたような気がしたのです。
二宮さんとユタカくんは全く違う世界の人なのに、横山くんを介して繋がっている気がして、それが嬉しくて嬉しくて。
ブルームーン の中でも、ルミさんが来るとその隅にいるユタカくんの表情を見てはドキドキしたように、破門でも 中心で他の誰かが何かをしている時に傍らに映っている二宮さんの表情は豊かだった。
バイオレンスなシーン、二宮さんがそこにいるだけで 怖い気持ちから逃げ場ができるような、中心から目を逸らして二宮さんを見ることで 安心して落ち着ける居場所になっていた。 菜箸やボールペンを見るのが痛々しくて怖かったけれど、その時は、怖がって呆然としていたり、「やめた方がいいですって!」と慌てて止めたり 私達と同じような表情を浮べている二宮さんを見るのです。 決してこの世界が普通でないことを二宮さんは知っていて、それが安心感に繋がって怖さが少し和らぐ。 初めて撮影したシーンが 乱闘シーン だと。 迫力があって圧巻されたと言っていた横山くんを思い出しながら見ると、尚更、演技でありながらも本物に近い迫力が伺えるし、二宮さんの表情もリアルに感じた。
台詞がなく表情だけで、怖さや複雑さをみるみるうちに表現する横山くんを見て、凄いなあ流石だなあ と思ったし、この時 二宮さんは何を考えているのだろう、と 二宮さんの心の中をその表情から理解したい と いてもたってもいられなくなっていました。*3 二宮さんの全てに虜だった。
破門で流れる音楽もワクワクできてとても好きでした。 オープニングでの 飛んでいるのか落ちていっているのかわからないと言う二宮さんの後ろで流れる 漂うようなピアノの切ない音、そこからタイトルが出ると同時に聞こえてくる 迫ってくるような耳から離れない破門のあの音楽。 二宮さんが事務所にいる時の 少し間の抜けたような音楽。 桑原さんがいると聞こえてくるおしゃれでジャジーな音楽。 乱闘が始まりそうになると聞こえる緊迫した音楽。
その音楽が物語に合わせて止まる瞬間が特に好きで 。 恵美の家での乱闘シーンで流れてくる、オープニングでも聞こえてきたあの差し迫る音楽が、車に乗った桑原さんが煙草を吸い その息をはいたと同時に止まる。 緊張して張り詰められていた空気が桑原さんの一服と同時に一瞬にして切り変わる。 そして、桑原さんが好きでカラオケでも歌っていた「There's no matter with you」。 それが流れながら目に訴えかけてくる最後の乱闘シーンは、綺麗な音楽と血生臭い乱闘のギャップが異化効果となっている気がした。 怖いシーンなのにその音楽によってどこか美しく見えてしまう。 車の中での二宮さんの葛藤シーン、エンジンをつけると流れてくるその音楽と共に聞こえてくる二宮さんの頭の中の声たち。 その音楽が聞こえるから少し優雅に時が流れているように感じるけれど、実際は差し迫った時間を要する大事な選択をしている二宮さん。 二宮さんの「あーーー!!!」という声でその音楽は終了し、車で駆け抜けるスピード感溢れる画に。 緩急が気持ちよかった。 気持ちやシーンが変わる時、登場人物が指揮者のようになって音楽も変わっていく、その 物語と音楽の一体感 が心地よくて大好きでした。
エンディング、2人の乗る車が スナック キャンディー から出て行った後、それを見送る真由美さんを見守りながら カメラが徐々に上を向き空が映る。 2羽の鳥が画面に映ったのは偶然のミラクルだったという事が嘘なんじゃないかと思うくらい、どこまでも一緒に飛ぶコンビのような2羽が 桑原さんと二宮さん のように見えた。 人も何も映らず空だけ映るあの時間、観客全員が一緒に空を見て、今 目の前で起こった物語をそれぞれに思い返すことができる空間が心地よくて好きでした。
「俺は今、飛んでんねやろうか、それとも落ちて行ってんねやろうか、ま、どっちも似たようなもんか」と、オープニングの もがいて苦しんでいた夢の中での自分自身の投げかけに答えを見つけたように終わるこの物語。 その答えから、桑原さんに「ずっと前から 嫌いですわ!」と伝えられて少し気持ちが楽になったことと、「気が合うのぅ、わしもや」と言った桑原さんから何を言っても何をしてもどう頑張っても逃れることは出来ないんだと二宮さんが悟ったことがわかった気がした。
運転する二宮さんと その隣でシートを倒して座っている桑原さんが乗る車が、またどこかに辿り着き一難起こすのではないかと想像してしまう。 香港へ行った2人の結末、小清水や恵美の行方、破門された桑原さんが今後どうなるのか、二宮さんの将来、2人のこれからの関係、知りたい、気になることが沢山あって、続きを期待してしまうのです。 いつかまたどこかで、離れたくても離れることができない凸凹な2人に会えるその日を信じて 待っています。
まだまだどこまでも止まらない 横山くん。 初主演舞台 ブルームーン から 色んな経験を積んでパワーアップした横山くんが演じる次の舞台「上を下へのジレッタ」がどんなものになるのか、期待に胸を膨らませています。
その舞台の為に「今、しんどいっす(笑)」と言いながらも、座長としてお稽古を頑張る横山くんを心から応援させてください。 また新しい姿を見れることを嬉しく思います。
ひとつひとつの作品が終わる毎に思うことはいつも、かっこいい と、沢山の ありがとう です。 これからもいろんな景色を一緒に見させてください。
騒ぎだす鼓動
1月15日、関ジャニ's エイターテインメント が無事にオーラスを迎えました。
去年とは違う、幸せで安心できた締めくくり。 新しい嬉しい発表もあって。 たっちょんの最後の挨拶通り、がむしゃらに挑戦していく7人を、またひとつ好きになりました。
その がむしゃらで大好きな姿の大きなひとつに、横山くんの楽器演奏があります。 もっぱら横山くんのトランペット姿に弱いわたしだけど、今回はその気持ちもいつも以上に追いついていかなかったのです。
その理由は、 いくつものパーカッションを使いこなして 間髪入れず次々と演奏するうえに、一度に2つの楽器を演奏することさえあるほど、目の前の光景が目まぐるしく変わっていったから。
笑顔が見えない時も、真剣で、まっすぐに。 音楽と向き合っている姿がずっとこの目に映っていたから。
この気持ちをどこにやればいいのかわからなくて、ここに置いていきます。 トランペットは勿論のこと、全ての楽器においてパワーアップしている横山くんに、すごい、かっこいい、って。 いてもたってもいられない想いでいっぱいになりました。
*なぐりガキBEAT
記念すべき横山くんの主演映画「破門~ふたりのヤクビョーガミ~」の主題歌。 その時はまだCDも出ていなかった新曲。 こんなにすぐに聴ける日が来るなんて。
前曲の イッツ マイ ソウル の楽しい気持ちのままでのこの曲。 びっくりした。
私的初日の12月24日の名古屋公演では、横山くんが何を準備しているのか見える位置ではなくて、次は何の曲だろう、とドキドキ。 すばるくんからの曲紹介があって、なぐりガキBEATするの! と嬉しい気持ちで 目の前を見ると、トランペットを持っている横山くん。 息をのんだ。 崩れそうだった。 今回、トランペットは何となくバンドでするだけだと思っていたから、本当に、びっくりして。 トランペットから始まる曲。 横山くん主演映画の主題歌、トランペット演奏。 横山くんが今まで経験してきたことが沢山詰まっていると思うと言葉にならない気持ち…。 胸が破裂しそう。 息が出来なくなりそうだった。
その光景はどこかで見覚えがありました。それは、JUKE BOXで、初めてトランペットを演奏する時の横山くん。 バクステ側を向いて仁王立ち。 みんなが横山くんのことを待って、見ている。 だけど、その時と全く違ったのは、横山くんが悠々と自信満々に、気持ち良さそうに演奏していたこと。 そんな姿を見たのは初めてで。
自分自身の主演映画の主題歌。 会場全体が横山くんに注目する中、色んな思いを背負って抱えていただろうけれど、みんながいる、ってとても心強そうで、嬉しそうで。
そんな姿を見れたことが嬉しかった。
そんな空間が幸せでした。
演奏が終わると、ニコって微笑むの。 ソロが終わって、できた、って安心したような、気持ちよくてスッキリしたような。
Mステ前の 入門 のおテガミ、トランペットのことを毎回のように書いていて、緊張する 頑張る という言葉。 Mステ後の、演奏が思ったようにいかなくて悔しかった と、皆さんも悔しい思いもしたと思う そんな思いをさせた自分が嫌だ、と言った横山くんの言葉でもっとわかった。 横山くんが、このトランペットソロをどれだけ練習したかということ。 自分だけでなく、周りの人への責任感とその人達の想いを知っているということ。 自分が成功することで色んな人の喜ぶ顔が見れる、その顔を見たいという想い。 なにより、この演奏は横山くんにとって、自分ひとりのものではないということ。
みんなの想いを受け取って 目一杯やり遂げた横山くんは、あの瞬間、誰よりもかっこよくて、輝いて見えました。 本当に嬉しかったんだ。
忘れられないこと。 1月13日、息をトランペットに吹きかけ 片隅で準備をしている横山くんの肩をやすくんが トントン とたたいた光景があったのです。 その瞬間、横山くんの真剣で緊張した面持ちの表情が一瞬にして緩みました。 少し泣きそうな、困ったような、ホッとした笑いを浮かべて。 横山くんは、やすくんのその行動にとても支えられたんじゃないかな。 JUKE BOX の クラゲ で、2人で寄り添い合って演奏する姿があったけれど、それは今も変わっていなくて。 「頑張れ」って 言葉に出さなくても、いつの時も、ギターの音で、体温で、心の中で 通じ合っている。 そんな2人の関係はずっと この先も続いていくんだって、幸せでいっぱいになりました。 その光景を見た時、くるしくなって 言葉にならなかったけれど、ずっと心の中に大切にしまっておきます。 やすくんありがとう。
12月24日、ソロが終わった直後の横山くん、とても清々しい笑顔でした。その姿に嬉しくくるしくなりました。 とても立派だった。横山くんの音がくっきりはっきりと響いた。 凛としていた。 こんな気持ち初めてだった。
1月15日、目を閉じて演奏していて、集大成、緊張と今までの経験から生まれた少しの余裕、やり遂げたい気持ち、色んな思いがあるだろうなって思っていたの。全てを塞いで自分の音に集中する横山くんがたまらなく誇らしくて愛おしかった。
ソロを終えてからも続いていく なぐりガキBEAT も、嬉しそうな表情で歌って踊るから。 この曲が、横山くんにとって、どれ程大事で大切なものかということが、見ているだけで伝わってきました。
わたしにとっても、あの空間を知ってから ますます大切で大好きな曲になりました。 ありがとう。
*アコースティックコーナー
初めて聞いたのは、ツブサニコイ でした。
みんなが話しながら準備をしている時も、マイクから少し離れたところでずっとトランペットを温めたり少し吹いて慣らしたり 練習しているから、何かを演奏するんだなと思って見ていた。
大サビに向かうあの間奏のメロディーを演奏するなんて。 トランペットで聴けるなんて。 しかも横山くんのトランペットの音で聞くことが出来るなんて、夢にも思わなかった。 またひとつひとつ、耳馴染みのある新しいメロディーを聞かせてくれる。 すごい、かっこいい。 暖かくて愛しい音に 涙が止まりませんでした。
CANDY MY LOVE
元気が出るLIVE! での可愛くて切ない印象とはまた違う、大人で色気のある曲調。 ひとつの曲が演奏の仕方でここまで大きく変わるんだと、改めて感じた。
ボンゴを叩く横山くん、リズムが複雑で。 いつもの適度なリズムとは違う横山くんの手の動きに、驚いたし見惚れてしまいました。 それも、関ジャムや練習を経て 横山くんが習得したことだと思うから、それだけでかっこいいと思った。 横山くんの努力が色んなところに現れているのです。 原曲にその音はなくても、わたしの心の中で響いていて、どこか聞こえてくる気がしています。
Baby Baby
1度しか聞けなかったこの曲だけど、優しくて、∞UPPERS の頃に戻った気分になった。 横山くんはボンゴとウィンドチャイム。 この曲はボンゴのリズムもゆったりで、心穏やかに、心地よく聞いていた気がします。
どの曲だったか、ボンゴの音がとてもよく聞こえたの。 たぶん、Baby Baby。 わぁ、横山くんの音が聞こえるって、嬉しかった。
I to U
グロッケンをする横山くんを実際に見ることができるなんて。(ご当地ムービーのところで詳しくお話します。)
「もう愛して~」の横山くんパートがすごく好きだから、もう一度 実際に聞くことができて嬉しかった。 いつもイヤホンから聞こえてくる優しい大好きな声が、目の前から聞こえてくる。 幸せでした。 この気持ちを愛と言う、のだと。
ローリング・コースター
唯一、聴くことが出来ないまま終わってしまうのではないかと思っていた曲。 I to U の後 聞こえてきたこの曲は、あの頃と雰囲気は違っていても 聞いている時の気持ちは変わっていなかった。 横山くんが叩くボンゴ姿の中で、見たことがあった曲だから。 トランペットを始める前から演奏していた曲。 その頃より真剣なその姿が、横山くんがしっかりと音楽と向き合うようになった証拠なのだと、改めて感じたの。 いつか、横山くんの音楽に対する思いに余裕が出来て もっともっと、笑顔の演奏姿が見れるようになることを、ひとつ夢に持たせてください。
*言ったじゃないスカ
ツブサニコイ の時のように、準備中にトランペットを練習する横山くん。 15日は、マイクに向かって音を出すから、その音が聞こえてきて。 不安だから音を少し出して試してみたいって気持ち よくわかるなぁ と思って見ていた。 成功しますように ってずっと願っていた。
トランペット、原曲にはないメロディーを演奏していて、とてもかっこよかった。 バンドならではの音だなぁって。
途中でボンゴに変わって。 タンタンタタタン、と両手で叩くの。 叩きながら台詞を言う横山くん すごく可愛い。 スカ調のこの曲は なんて心地がいいのでしょう。
*ハダカ
横山くんが作った歌詞が大好きです。 Kicyu や cHocoレート のような いつもの横山くんの可愛らしい世界とはちょっと違う、少し現実的で 泣けちゃうほど優しい世界。 その世界がどんなものになるのか、ドキドキしていた。
登場する2人を見て、その世界観と姿に最初は驚いたけれど、サビの「遊べ 笑え 心から」でわかった、そんな遊び心のある姿を見て 笑ってほしかったんじゃないかなってこと。 2人の世界観は独特だったけれど、そう思った途端に心が緩んで、笑顔と涙が同時に出てきました。
あの瞬間の2人は、心も身体も ハダカ で、真剣にがむしゃらに楽器を演奏していた。 間奏部分の2人のセッション、少し音が詰まってしまっても音を途切れささず悔しい表情も見せずに奏で続ける横山くんがとてもかっこよくて。 きゅっと胸がくるしくなったけれど、大好きな人だって、ますます好きな気持ちが募っていった。
演奏し終わると楽器をスタンドにさして、少し息を整えたらすぐに歌わなければいけないことも、わたしには少しくるしかったの。 バナナジュース の時みたいに、2人で演奏し終わった後の表情が見れなくて。 2人で見合って演奏することもなく、少し離れた場所で演奏していたから。 だけど、「今日も同じ場所に立っている 君が太陽 僕が月とか そんな単純じゃない」ように、2人の関係が単純じゃないように、1人で演奏しているようで、お互いを聞きあってひとつの音楽になっているんだと思うと、 もっともっと大きなエネルギーをドームの中心から放っている気がした。 毎回違う、その日しかない音を聞いた後に「それぞれの音が重なり合う」と歌い始めるのが、とても愛しくて。 どんな音も2人の音だから。 「だから僕ら今日も歌ってる」と、実際に目の前に立つことで教えてくれているような。 そんなエネルギーに沢山パワーを貰ったし、救われました。 泣き笑いに救われる日もある、その空間で笑って泣いて、大好きが増えていった。
*ご当地ムービー
大阪のムービー ジャニーズWEST の 粉もん では、ボンゴ。
名古屋のムービーは、山下達郎さんの クリスマス・イブ。 モノマネをする丸ちゃんとそれを見て笑うメンバー。 横山くんはグロッケンでメロディーを。 横山くんがグロッケンを演奏しているのを初めて見たから、映像に映る姿を見てびっくりしました。 また新しい楽器を担当していて本当に驚いた。 ついに鍵盤楽器まで。 トランペットに続く音程が変わる楽器。 横山くんの優しい音色が、クリスマス・イブ を歌っているのが嬉しくて嬉しくて。こなす横山くんはかっこいいのに、小さなグロッケンをたたく横山くんは可愛くて見ていて幸せでした。 横山くんの可能性がまたひとつ広がったんだなぁって。 温かい素敵なクリスマスでした。
*Tokyoholic
タンバリン。 裏打ちで刻まれるタンバリンの音が好きでした。 タンバリンをしていたと思ったら、トランペット、トランペットを演奏したと思ったらタンバリン、タンバリンからトランペット、トランペットからトライアングル…。 次々と変わる楽器に、わたしの心はざわざわ大忙し。
まるちゃんソロの後ろでは、トランペットを演奏していました。 まるちゃんの歌を支えているような、そのオブリガートが愛しくて。 左斜めのアングルからまるちゃん越しに見えるトランペットを吹く横山くんの図が大好き、と何度告白しても足りない。 「あかんわ~」でまるちゃんと一緒のメロディーを吹く横山くん。 まるちゃんと横山くんが一緒に歌っているような気持ちになって幸せだったんだ。 横山くんの歌パートはなくても、横山くんのメロディーが聞こえてくるだけで、こんなにも幸せ。
そのトランペットが終わると、たっちょんソロの横でトライアングルを叩くのです。 歌うたっちょんを見ながら。 たっちょんを思いながら演奏する横山くんに温かい気持ちでいっぱいになった。 横山くんはこの曲を支えている大黒柱だと思ったのです。
*象
ティンパニとタンバリンとボンゴとウィンドチャイム。 横山くんはこの曲の間にこんなにもの楽器をこなしたのです…。 どれもが それぞれ単音なようで、ないととても寂しい重要な音。 ティンパニは、重くて厚い象の足音のようでした。 タンバリンは、サビを盛り上げてくれました。 ウィンドチャイムは横山くんの歌声のように、かっこよくてロックなこの曲に、どこか優しさを与えてくれました。 「心まで〜」のところに入る前に、ウィンドチャイムをならしてから歌い始めるのがすごく好きでした。ボンゴは、自分ソロの時はたたくのを止めていたけれど、メンバーがソロを歌う時に曲を運んでくれました。 1人でこんな数の楽器をこなす横山くんに胸がいっぱい。 やると決めたらやる、できることはなんでもする 横山くんの精神がここにも現れているような、そんな気がしました。
*NOROSHI
トランペットとタンバリンとティンパニとウィンドチャイム。 MVも撮影して、色んなところで披露してきたことがわかるくらい、トランペットも含め 颯爽と演奏していて。 みんなと一緒だといつもより力強くクールにトランペットを演奏しているように感じて、そんな横山くんを見れたことがかっこよくて嬉しかった。
サビ、右手でタンバリン、左手でティンパニを叩くのです。 2つの楽器を同時にこなす横山くん。 それが終わると隙もなくトランペットに持ち替える。 横山くん、すごい。 気持ちが慌ただしくなって、最後にはただただ、すごい、という気持ちしか出てこなくなっていた。
今回のコンサート、色んな箇所で登場する楽器姿にずっとドキドキしていました。 さらに1曲あたりに沢山詰め込まれていたから。 エンターテインメントって、こういう事なんだ。
グッズのパンフレットのインタビュー、「あなたにとって音楽とは?」の質問に 横山くんは、「勉強」と答えました。 その言葉を見て涙が出そうでした。 音を楽しむ「音楽」は横山くんの中で、まだまだ「勉強」なのです。 トランペットのこと、「なんでこの楽器を選んでしまったのかと思うこともあった」と言っていた時から、トラちゃんがご機嫌で 自分自身もご機嫌です と教えてくれるようにまでなって、すごく嬉しいけれど、まだまだ、もっと、って、いつまでもどこまでもひたむきに進む横山くんなのです。 このコンサートをするにあたって毎日のようにスタジオに通って、横山くんはどれだけ練習したのでしょう。 トランペットだけでなく、他の楽器、楽器から次の楽器へと素早く移る動きまでも。 それを考えると胸が締め付けられて。 日々真剣に勉強する横山くんが逞しくて。
何度考えても、毎日トランペットの練習をするようになった横山くん かっこいい。と、恋をしてしまいます。 トランペットを始めてくれたことだけでも嬉しくて嬉しくてびっくりしてくるしいのに それを、横山くんは、「音楽は『勉強』」だと言って、みんなに追いつくようにと、毎日のようにトランペットを練習している。 そんなまっすぐな横山くんに出逢えたの、この上もなく幸せ。
毎日横山くんは勉強していて、ひとつひとつ新しい扉を開けていっている。 トランペットだけでなく、他の楽器も沢山こなして。
歌声が聞こえない時も、横山くんの音が聞こえることが、どんなに幸せで嬉しいことか。
わたしはこれからも、横山くんが沢山の想いを乗せて演奏する音を 恋しく思って、また何度も恋をするのでしょう。
関ジャニ's エイターテインメント、おつかれさまでした。 くるしくなったり重たいけれど こんなに大切な気持ちを教えてくれてありがとう。 これからも、ひとつひとつパワーアップしていく横山くんを応援させてください。 横山くんの夢がわたしの夢です。
まっすぐなオモイ
愛は ノスタルジー
*1:後でいつもはヤスくんが替え歌を歌っていると聞いて更に涙。
ハートをつかまれた 。
ブルームーン 歌詞
ブルームーン 大阪
*1:25日、ユタカくんはそれを見て吹き出してしまっていた。 その瞬間は、完全に横山くんだった。
*2:23日、「いぃーっ!」の前に、馬のように口で息をはき頬をぶるぶるさせている表情。 より我慢しているのを表すかのような表情。 可愛らしかった。
*3:25日、オサムさんに なんで今来たの! と言わんばかりに いぃーっ!となりながら脚で蹴るふりをする。
*4:28日、いぃーっ!ふんーっ!とルミさんにした表情のまま、お父さんの方を向いていた。
*5:23日、連れていかれるときに足を障子でぶつけ、足を押さえながら本当の「痛い!」が出る。 痛そうだったけど演技をまっとうする横山くんはとてもかっこよかった。
*6:23日、今までブルームーンの音楽にかき消されていて聞こえなかったけど、くるくる回ってるルミさんに「もっと!」と言っていたり、2人で回りながら「ふぅ〜!」と言っているのが聞こえた。 そしてその声を聞きながら暗転。
*7:22日、振り向きはける時に障子に少しぶつかりふぅ~っと少しよろけて障子にもたれかかる。 力が抜けたかのように。
*8:25日、「ふぅ〜!」と言う観客に表情がゆるんで、いつも以上に両手で手を振ってくれる。 DVDにも映っている 関ジャニズム で見たのと同じような少しだけ肘の曲がったお手振り。 そして、奥に入っても、右半身だけを出して手を振ってくれていた。 この日は特に本編もとても楽しそうに感じて本当に嬉しかった。