キミが好きだよ

この時間が ずっと続くならいいな

愛は ノスタルジー

 関ジャニ∞の元気が出るLIVE
 私的初日公演である12月19日@東京 に行って参りました。 ずっとそわそわしているこの想いをどこかに書き留めて置きたいとここに綴ります。
 今回のコンサート、私の事を知ってくれている方々に ネタバレは見ずに行くべき と言われました。 その理由がわかったその日から、今、これを書いている瞬間でさえ思い返すとずっと泣きそうです。



横山くんがトランペットを始めて、もう3年弱になります。 相変わらずどうしてこんなにも毎回泣いてしまうのか 自分でも不思議だけど、今わたしの中から出てくる感情をありったけ、ここに置いてから名古屋公演に挑みたいと思います。


 まずは、どこから話せばいいんだろう。 この話になると想いが沢山あって随分遡らないといけないけれど、懲りずに読んでくださる方は、お付き合い頂けたらと思います。


 わたしは、横山くんがトランペットに関わっている時間がとても大好きです。 その姿を見たり考えるだけで毎回泣いてしまう。 どう堪えても我慢できないのです。 
 吹奏楽でサックスを吹いていて、今も続けていることもあり、管楽器はわたしの大好きなもののひとつで、わたしを構築しているひとつと言っても大袈裟ではありません。 Fight for the Eight のメイキングで、横山くんがお遊びでサックスやトランペット、トロンボーンを吹いている、その光景だけで嬉しくてDVDを買ったほどでした。 サックスのマウスピースを吹いてみて大きな音がなったから驚く横山くん。 トロンボーンの持ち方がわからずベル部分を掴んで吹いてみる横山くん。 その時は、横山くん × 管楽器 という大好きなもの同士の組み合わせは、この機会を逃すともう見られないと思っていたから。 まさかそれがこんな幸せな事になるなんて。


 「関ジャニ∞に音楽で力になりたい」と、横山くんは、メンバーにも内緒でトランペットを始めました。 サプライズをするのが好きな横山くんらしいなと思うし、当時、そんなことも知らなかったわたしは、ただただ アルバム「JUKE BOX」の曲を あれも好き! これも素敵!と単純に楽しんで聞いていました。 青春ノスタルジー と クラゲ においてもそうでした。
 JUKE BOXのコンサートも、いつものようにネタバレを避けていたわたしだけれど、それでも踏んでしまうほど沢山呟かれていたし、それ程、横山くんがトランペットを初めて披露したという事はeighter全員にとっての衝撃だったはず。 勿論、私もそうで。 初日当日の ヒルナンデス! で髪の毛を染めた姿を見せてくれた驚きの裏にもっと大きなサプライズを隠していたんだなあ。 だけど、トランペットの事は実際にこの目で見るまで本当かどうかわからないから信じない!と、自分に言い聞かせてしまう そんな性格です。


 私が初めて聞いたのは、忘れもしない12月21日の名古屋公演。 5階席だったけれど、バクステ寄りだったのでとても見やすいお席でした。 いつものように楽しい空間で、次何が始まるのかなとワクワクしていると、少し暗くなってピアノの音が聞こえてきて、バクステにはトランペットを持った横山くんが現れる。 そしてベルの先がこちらを向いていて。 立ち位置なのはわかっているけれど、音が真っ直線に届いてくる。 それだけで涙が止まらなくて止まらなくてどうしていいかわからなかった。 そしてあの公演で初めて クラゲ をトランペットで演奏してくれて*1。 ヤスくんが横山くんに合わせてギターをゆっくり、ゆっくりと弾いてくれている。 周りのメンバーが暖かく見ている。 横山くんが吹き終わる。 顔がくしゃっとして笑顔がこぼれる。 メンバーが駆け寄ってくる。 全てが幸せで全てが愛しくて。
 ダンスの後、息をふぅーっと落ち着かせてタオルで何回も何回も汗を拭くいつもはあまり見ない姿は、この為でもあったんだなって。 ダンスを踊っている時も、横山くんを見つめるメンバーがとても暖かかったよ。
 MCでは沢山のトランペット話が聞けました。演奏している瞬間の事は緊張し過ぎていて覚えていないということ。 本当は最初サックスを選ぼうとしたけど、亮ちゃんがサックスを持っていたからトランペットにしたこと。 メンバーで一緒にセッションするのが夢だということ。 管楽器ってめっちゃ難しいねんという話。 みんなで管楽器を吹いてみよという話。 全てが愛おしいお話。

 横山くんが管楽器を始めた嬉しさと、目の前で起こっている事が信じられない気持ちと、初日に立ち会われなかった悔しさと、ネタバレをし切れなかった切なさと、ネタバレを避けていたことで横山くんの緊張や練習でのくるしかったことを今まで知らなかった惨めさと…。大好きな管楽器を大好きな横山くんが選んでくれて、トランペットに触れ合っていくにつれて横山くんが音楽をより好きになって。 公演が終わってからもそう思うだけできゅって 胸がくるしくなって、ずっと泣いてた。あの時は、色んな想いや葛藤が生まれて、それが全て涙に変わっていて。 今思い出すだけでもその気持ちは消えていなくて、消えるはずなくて、泣きそうになるのです。


 トランペットを持った横山くんが表紙の音楽雑誌 ブラストライブ も出版されました。 それ程大きな扉を開けたという事。「横山裕の音がほしい」という見出しを見て、何度泣いたことでしょう。「トランペットの音が聞こえたら横山くんが来た証拠」と言われるほど、ずっとトランペットと一緒にいるみたいで。 管楽器の難しさとその奥にある沢山の楽しさはわたしが何よりも感じていることだし、それを大好きな横山くんが経験して、「やると決めたらやる」を貫き通して進んでいく。 共に歩いていってくれているような。 サックスを練習をしていてまず思い出すのは横山くんの事になりました。 ブラストライブに載っていた 青春ノスタルジー の楽譜をサックスで吹いてみたり。 ソロを発表する時は、「横山くんも始めて数ヶ月しか経ってない状況で何万人もいる前でトランペットソロを披露したんだ」って自分を奮い立たせたりもしました。 横山くんがトランペットを始めてくれたことで、わたしも前に進めているのです。


横山くんの夢が 私の夢になって、横山くんがどんどん夢を叶えることが、私の幸せになっています。

 カヴァコラ や 生放送のMステ といった緊張の場で演奏したり、関ジャニズムでは 皆と一緒にセッションをしたいと言っていた横山くんの夢も1つ叶いました。
 横山くんが次々と挑戦していくなか、その姿がとても逞しくてかっこよくて大好きなのと同時に、どこかで この夢のような光景が終わってしまうような気がして怖かったのかもしれません。
 コンサートでも、まだこれでもかというほど涙が出て止まらないし、「横山くんが成功しますように」と祈って、祈って、少しでも上ずった音を聞くと 溢れる涙と共に「大丈夫、」と横山くんに投げかけて、演奏が終わると「おつかれさまでした」とひとつひとつに拍手をして。 だけど、そのなかで、どんどんトランペットに慣れ、武器となっていく事で、少しずつ当たり前になっていってしまうんじゃないかと思ってしまったのです。 それは横山くんが沢山練習している証で、どんどん上達しているって事なのはわかってる。 だけど、当時の 横山くんの 緊張しながら汗を拭く姿、吹き終わった後の安堵、「よかったんじゃないですか!!」と周りのメンバーの暖かい表情や言葉たち、会場のすすり泣く声 を見たり聞いたりする事よりも、見聞きできなくなることの方がとてもくるしかったんだと思う。 
 横山くんや周りや時間がどんどん進んでいく中で、わたしだけJUKE BOXの姿を思い出して、横山くんが話してくれた夢を思い出して泣いて、なんだか ポツリ と取り残されているような気持ちになってしまっていたのです。


 まだわたしはJUKE BOXで気持ちが止まったままです。 JUKE BOXのDVDのトランペットのメイキングもまだ見られずにいる。 見てしまうと何かが終わってしまうような気がして。 ずっとこのままでいたくて。 だけどどんどん新しく扉を開けていくかっこいい姿があるから、毎回他の人以上に驚いて、また泣いて。 タイムマシーンで未来にやって来て いろんな新しい物に衝撃を受ける、そんなサムライせんせいの半平太さんみたいな。 わたしだって前に進みたくて。 だけどこのままが良くて。 そんな想いが根底にずっとあって、今回のコンサートに至ります。


今回の構成は、トランペットが度々登場してきて、トランペットがいっぱいで、何回身体ごと崩れ落ちそうになったことか。 とても幸せで幸せで泣くしかなかった。

*Heavenly Psycho
 原曲を思い出させるような伴奏のメロディーをトランペットの横山くんが演奏している。 その伴奏の上に重なっていく歌声。 横山くんが音楽を支えている。 なんて素敵な空間なんでしょう。 少し上ずった音が聞こえてきて、涙が止まらなくて。 だけどそれも愛しくて、紛れもなく横山くんの音で、大好きだったの。 吹き終わると天を見上げて。 今思えば、横山くんの緊張が見えた瞬間だったのかな。
 一番泣いたこと。 それは、横山くんは吹き終わった後、緊張がほぐれた瞬間も見せずに淡々と「ワン!ツー!」と元気よく言わなくちゃいけなかったこと。 JUKE BOXの時にあった 横山くんの安堵の表情や 皆で終わったことを確認しあう様子は全くなく、ひと息つくだけで元気な気持ちに持っていかなくちゃいけなかったこと。 それは横山くんのトランペットが関ジャニ∞のなかに溶け込んでいるという事で。 横山くん自身もそれをわかっているという事で。 なんだかとても嬉しい事なんだけど、JUKE BOXで想いが止まったままのわたしは驚いてくるしくなってしまったのです。

*バナナジュース
 「バナナジュースはスカらしい」。まだ 元気が出るCD が発売される前に聞いた友達からの言葉。 スカといえばトランペットやサックスなわけで、よこりょといえばJUKE BOXの時に話していた トランペットやサックス もあるわけで、それを聞いた時から既に衝撃は始まっていて、時間が止まったような気持ちになりました。 まだ噂だから信じすぎてはいけないと泣きそうになる自分を言い聞かせてなんとか必死で歩いた、あの時のことを今でも鮮明に覚えています。
 実際に、バナナジュースはスカ調の曲だったし、トランペットやサックスやトロンボーンの音が聞こえてくる曲だったけど、吹いて そしてすぐ歌ってすぐ吹いてとなるようなメロディーだったし、考えすぎちゃうと重くなることはわかっていたので、ないとは思うけれど、あわよくば、横山くんと亮ちゃん2人でのセッションが見られたら、そんな気持ちでいました。

 渇いた花 が終わってしっとりとした気持ちのなか、左端のステージが光り出す。 伴奏が始まった時遠くて、一瞬、まだ トランペットやサックスを持った後ろの人達しかいないのかと思った。 だけどそんな気持ちなんてすぐ塗り替えられて。 
 「横山くんがトランペットを吹いていて、亮ちゃんがアルトサックスを吹いている」……?! 崩れ落ちた。 まさしく ?! と頭の中が混乱して、何が起こっているのか全然わからなかった。 夢でした。 「どっくんサックス吹いてーや」ってJUKE BOXの時に言っていた横山くん。 そんな夢が叶ったのです。 トランペットを吹いている横山くんの隣で亮ちゃんがアルトサックスを吹いている。 アルトサックスを吹いている亮ちゃんの隣で横山くんがトランペットを吹いている。 本当に嬉しい。 言葉では表せられないほど嬉しくて嬉しくて。 何が起こっているのか理解しているうちに時間は過ぎていきました。

 JUKE BOX は全然終わっていなかった。 それは通過点のひとつだったかもしれないけれど、関ジャニ∞の中で繋がっていて、当時のことを有言実行してまだまだ続いていくんだ。 2年後の未来にはこんな幸せなことが待っていました。

 スーツでキメて、スタンドマイクの前で演奏し歌う2人は誰よりも誰よりもかっこよくて、愛しくて、大好きな景色だった。 2人の演奏の掛け合い、ずっと見ていたかった。

 最後にハイタッチする2人。 クラゲ で寄り添う横山くんとヤスくんの光景を見ているようで。 ああ、わかった。 わたしこれが見たかったの、吹き終わった後の 横山くんの笑顔が見たかったの。 大好きな笑顔を見たかったの。

*High Spirits!
 メンバーひとりひとりの良いところを魅せてくれる中で横山くんのトランペットもその立派な一員として登場する。 まるちゃんのこれまたかっこいいベース披露が終わると横山くんの番。 ジェットコースターが落ちていくのを待つようなドキドキ感。 今までしっとりとバラード曲で演奏する事が多かったけれど、疾走感漂うこの曲も難なく食らいつく横山くんのソロがとてもかっこよかった。 CDで聞いていた時は泣いていたんだけれど、前の2曲がとても衝撃だったのと、全身で楽しめた事もあって、この曲は涙よりも笑顔で聞いていられた。 もう横山くんのトランペットは、関ジャニ∞の音だから。 最後に7人全員で作り上げているのが感じられて、嬉しかった。
 


ボンゴ(たまにコンガ)とウィンドチャイムだけだった横山くんの周りには沢山の楽器が置かれるようになりました。 その姿を見ているだけで幸せなんです。 幸せすぎるのです。 楽器が増えたという事は、横山くんが色んな楽器に挑戦したという事。 
 結論はいつだって、
 横山くん、かっこいいね。

 決して終わることなんてない。 基にはずっとある。 誰も放ってなんていかない。 まだまだ続いていくから。 どんな想いになっても泣き虫なわたしを素直に受け止めよう。

 だから1回1回、横山くんのこと、JUKE BOXの時のことを、重いほど考えて思いっきり泣こうと思う。 この涙は、言葉では伝えられない自分自身の中にあるメッセージだと思うから。 まだまだサプライズを披露してくれる彼らへの溢れんばかりの想いだと思うから。
 ここから続くまだ見ぬ道を、この目に焼き付けたい。 いっぱいの重い想いをこれからも抱きしめていく。

*1:後でいつもはヤスくんが替え歌を歌っていると聞いて更に涙。